メドテック

厚生労働省から発表されたレポートによると、2014年度の社会保障費が110兆円、中でも医療費はついに40兆円を超えた。 医療の発展も相まって、高齢者比率は年々高まり、医療費は一層増大していくことが予測される。そのような背景の中、医療課題に対してインターネットをはじめとするテクノロジーを用いたアプローチが、ようやく医療の世界にも浸透し始めてきた。

この流れは、医療の技術サイド、ビジネスサイドの双方で広がりつつある。例えば、技術サイドでは遺伝子情報などをデータ解析することにより、大きな病気を発症する前「未病」の段階で、予防策を講じるといったアプローチが可能になってきた。ビジネスサイドでは、一般企業では当たり前となっている経営・マネジメント手法を、病院や介護施設などに適用することで経営改善を図るビジネスも出てきている。医療領域はインターネット化の波が遅かったその分、大きな変化が今後期待できる業界の一つだ。