GoodfindCareer運営メンバーの素顔に迫る、インタビューシリーズ第五弾。
人材業界において2社の経験を経てスローガンに入社し、数多くの転職支援を担う坂本宙彌の素顔とは?

インタビュアー:本日はよろしくお願いします。まずは今までの経歴を教えてください。

坂本:早稲田大学政治経済学部入学後、海外ボランティアの活動に注力していました。大学4年の時には東日本大震災が発生したため、休学をして仙台のスタートアップで復興支援をしていました。もともといわゆる就活をするかも決めていなかったのですが、スタートアップの環境に身をおいたことでビジネスの永続性・意義を感じて民間就職をすることを決め、人材派遣をメインで展開する外資の大手総合人材サービス企業に入社しました。その後、人材紹介への思いを強くしたタイミングで外資人材紹介企業に転職しました。その会社であるスタートアップの支援をしたことをきっかけに、より経営者の方々のためになる仕事をしたいと思い、スローガンに入社しました。

インタビュアー:ずっと人材業界で働かれているんですね。

坂本:そうなんです。海外ボランティアの代表を務めていたとき、代表としてメンバーがどうしたら思いや個性を発揮できるかに興味を持っており、そこから、人の可能性を引き出したり、生き生きと働けるような環境を創っていくことを仕事にしたいと考えるようになり、人材業界を志望しました。

結果的に入社した一社目の企業では社長直下で新しい支店を立ち上げるという経験ができ、とても良い会社に入れたと思っています。

このプロジェクトをやり切って、もう一度自分のキャリアを考えたとき、経営者と接点をもって、重要な経営課題や組織課題の解決をしたいと思いました。なので、人材紹介をすることができ、かつ企業側と転職希望者側の両面を見てエージェントとしての力を伸ばせる環境のあった大手の人材紹介企業に転職しました。

インタビュアー:そこからさらにスローガンへ転職されたのはなぜだったんですか?

坂本:ある日系のベンチャー企業と取引をする中でそこに惚れて、支援をしたいと思ったことが大きなきっかけです。当時5・6人の規模だった時にメンバーの半分の採用を任せていただいたのですが、企業側にも、転職者側にも感謝していただけるような納得のいくご支援をすることができ、初めていい仕事ができたと自分を誇ることができました。そのときに、スタートアップ・ベンチャーなどの経営者層を採用面から支えていく仕事がしたいと思うようになりました。

このことを友人に話したところ、その友人がたまたまスローガンで働いており、「それはうちにくるしかないよ」と言って紹介してくれたので選考を受けたところ、受け入れていただけてスローガンに入社することができました。

インタビュアー:働く上でのポリシーはありますか?

坂本:現状には満足せず、成長し続けることです。
色んな事ができるようになりたいので、こんなにすごい人がいるのに自分はまだまだだと思うことで常に自分にプレッシャーをかけ、自分を高めていくようにしています。これはやりすぎると空回りしてつぶれかけるので要注意です(笑)。また、誰かのいうことを鵜吞みにせず、自分で納得できるまでとことん考えたり、調べたりするというような学び続ける姿勢も大事にしています。

インタビュアー:成長意欲がとても高いのですね。具体的に転職をサポートする上で意識していることは何ですか?

坂本:3つあります。
1つめは半生をさかのぼることです。多くのエージェントの方が大学からのお話をお聞きすることが多いと思うのですが、私は幼少期からの経験を聞くようにしています。そうすることで、その方の性格や考え方の根本をより理解できるようになり、信頼関係を構築したり、本人も気づいてなかった特性を浮かび上がらせることができると考えています。

2つめは抽象的な思いを言語化するお手伝いをするということです。私を壁打ち相手として使っていただくことで、ご自身が気づいていなかった自分を発見できたといっていただける方も多いです。

3つめは細部までこだわるということです。細部というのは例えばレジュメの全角・半角をそろえる、フォントを統一するも含めて「神は細部に宿る」と思ってアドバイスをさせていただいています。色々とお話を聞いているうちにその人のことを好きになって応援したくなるからこそ、こだわるところはこだわって、少しでも選考通過の可能性を上げるために、やれることは全てやるようにしています。

エージェントとしての強み

インタビュアー:坂本さんならではのエージェントとしての強みは何ですか?

坂本:強みは丁寧さ、真摯さ、親しみやすさ、共感性の4つです。この4つは面談後のアンケートでもよくお声をいただきます。私自身、転職エージェントに何度か相談に行ったことがあるのですが、信用できる人があまりいないと感じました。その理由はどこか誠実さを感じないこと、時間を言い訳にして対応が雑であることの2点にありました。人の人生を預かる身として、自分で自分が納得できるエージェントになろうと思い、真摯さと丁寧さを意識して対応しています。

また、親しみやすさと共感性は、人と話すことが好きであり、またもがいている人・葛藤している方に寄り添いたくなるという私の性格に起因すると思います。人と話して自分が知らないことを知れることが楽しいと感じますし、いいものを持っているのに発揮できていなかったり、悩み・苦しんでいるような人が少しでも誇りをもって、明るい気持ちで生きてほしいと思っています。

記憶に残る支援

インタビュアー:具体的に記憶に残るご支援の事例を教えて下さい。

坂本:ある女性のご支援が記憶に残っています。その方は就活で失敗されて、不本意な就職をしていたこともあり、転職したい気持ちが強すぎて焦っている状態で面談に来られました。気持ちが前のめりになっていたので、一旦冷静になるためにも転職活動は一度やめ、もう一度じっくり今の仕事に向き合っていただいた方が良いというアドバイスをいたしました。その半年後に再び連絡があり、「納得いくところまで仕事をやり切ったので、満を持して転職をしたい」とのことでした。改めて面談をしたところ、半年前とは覚悟も違い、表情もイキイキされていて、エネルギーに満ちていたのがすぐにわかるくらいの変化がありました。その方は結果として、半年前では絶対に決まらなかっただろうスタートアップへの転職を勝ち取られました。考えの言語化や、面接対策などやるべきことは全て行った結果、納得のいく転職をしていただけたので、本当に良いご支援をできたと思っています。

インタビュアー:最後に未来の転職希望の方に一言お願いします。

坂本:「キャリア選択においては正解はなく、答えもない。選んだ選択肢を納得できるものにできるかどうか、ただそれだけが肝要である」というのが私の考え方の基礎にあります。なので、私がこの仕事において大切にしているのは、「自分自身が納得して、覚悟を決めて、勇気をもって飛び込めるだけの土台をつくるお手伝いをすること」です。自分と向き合い、思考を整理し、考えを深めていくお手伝いについては、いくらでも時間を割かせていただきますし、そこについてお役立ちする自信はあります。
ぜひ皆様のキャリア形成をお手伝いさせてくださいませ。

編集後記

坂本さんはもともとはジャーナリストになりたいと思っていたそうです。理由は世の中に流れている情報が真実なのかは定かではないので、自分の目で確かめたものを、納得の行く形で表現したいと思ったからだとお聞きしました。この「自分の目で確かめる」は坂本さんのポリシーとして、「納得いく形で表現する」というのは双方が納得できるような支援をするという意味で、という今の坂本さんにつながるものなのだなと感じました。