この地球上にひとつ、こんな国があります。
・四国ほどの面積・人口約800万人ながら、ベンチャーキャピタルの投資額は日本の約3倍の5000億円
・Google、Apple、Facebook、Microsoft、Oracle、Samsung、IBM、HPといった名だたるグローバルIT企業が研究開発拠点を開設している
・ベンチャー企業への投資額のGDPに占める割合が、2位アメリカに倍の差をつけて世界で1位(日本の10倍以上)
・今年10月までの間で、600社以上の会社が設立されており、そのうち約1割が既にエグジットしている
・M&A総額が、今年10月までの間で既に1兆円を超えている
以上のように、日本では考えられないほどスタートアップ環境が充実しているこの国、実は、イスラエルなんです。
イスラエルのスタートアップ環境
イスラエルでベンチャー投資活動を行っているサムライインキュベートの榊原氏も、昨日行われた「TechCrunch Tokyo 2015」で、以下のようにイスラエルのスタートアップ環境について語っていました。
・タクシーの運転手に名物を聞くとスタートアップだと答える
・シリアルアントレプレナーであることが普通で、肌感覚では投資を希望してくる起業家の9割ほどが、3回目以上の起業
・経済産業大臣が2回エグジットしている
・首相がボスコン出身で、ベンチャー投資を行っている
・起業家を生み出すのではなく、投資家を生み出す雰囲気がある。成功した起業家は、リターンを貯めこむのではなく、また次の起業家に投資する
・国自体が起業支援家、投資家のようなものである
このように、イスラエルは起業することがスタンダードとなっていたり、行政の側にも起業経験者がいるため国を挙げて起業家支援をしており、非常に高度なスタートアップエコシステムが存在しています。
経済産業大臣が複数回エグジットを経験している起業家というのは驚きですね。官民の間に壁がないことが日本との大きな違いかもしれません。
こんなイスラエルで挑戦する日本人がいる
先述のように、そんなイスラエルに目を付けた名だたるグローバルIT企業が、イスラエルにR&D拠点を設立しているにも関わらず、一方で日本は、まだ25〜30社程度が「出張所」レベルの拠点を持っているくらいで、まともに進出している企業はおらず、最近ようやくトヨタのIT開発部門がハッカソンをしにきたくらいのようです。
しかし、そんな中単身でイスラエルにわたり、そのまま起業をした日本人がいます。
Aniwo CEOの寺田彼日氏は、アントレプレナー、投資家・マルチナショナル企業、そしてユーザーを繋ぎイノベーションを加速させるプラットフォームを開発・運営し、世界中の人々を笑顔にする革新的な価値を創出するべく活動しています。
イスラエルのスタートアップ事情をよく知る、本当に数少ない日本人です。
そのため寺田氏の元にも、日系大手企業から現地リサーチの依頼が舞い込んでくるそうです。
そんな寺田氏が、日本に帰国するらしい
ということで、この機会に講演をして頂くことになりました!
京都大学大学院にてMBAを取得したのち、ベネッセコーポレーションでの新規事業立ち上げなどを経てイスラエルで起業をするという、なんとも異色のキャリアを歩んでいる寺田氏より、
・わずか20年程度で小国イスラエルが世界トップレベルのスタートアップエコシステムを構築できた秘訣
・数十億のエグジットを数多く産んでいるイノベーションの具体的な事例紹介
・日本の投資家はまず知らない、注目のイスラエルのスタートアップ10選
・現地にいるからこそ気づける、いま日本人がイスラエル経済圏に飛び込むべき理由
・なぜあえてイスラエルという国での起業を選択したのか?
・イノベーション・ハブを標榜するAniwo社のビジョン
などについてお話いただきます。
日本ではあまり知られていないイスラエルという国の事情、今の日本人に足りない視点などを、現地で実際に起業している稀有な日本人から生で聞ける非常に貴重な機会ですので、
・駐在ではなく当事者として、グローバルでキャリアを考えたいと思っている20代の方
・世界で戦う起業家の目線を知り、明日からの自分の行動を変えたい方
・グローバルマーケットを視野に入れた事業づくりを考えている方
・国内のIT業界に従事していて、海外との協業ネタを模索している方
・単純にイスラエルってどれほどすごいのか知りたい方
以上のような方のご参加をお待ちしております。参加者同士のネットワーキングの時間もお取りします!
開催概要
日時: 2015年11月21日(土) 13:00-15:30
場所: Found Tokyo 南青山(スローガン株式会社 2階)
東京都港区南青山2-11-17 第一法規ビル2F(最寄:外苑前or青山一丁目)
http://www.slogan.jp/company/access_tokyo.html
対象: 20代・30代の社会人の皆様(学生も参加できます)
参加費: 無料
※お申し込み多数の場合、抽選とさせていただきます。
お申し込みはこちらから
