米国発‼︎”働き方を変えるHR領域ベンチャー10選”



 

前回、これを読めば5分で分かる!!『HRの今と未来』で取り上げたHR領域サービス。そこで、具体的なサービス事例を扱いきれなかったため、今回はシリコンバレーで話題のHR関連のスタートアップ企業を中心に取り上げていきたいと思います。

日本では、まだまだ浸透していませんが、”働き方を変える”そんなイノベーションを起こす可能性があります。今から注目しておきましょう。

 

シリコンバレーで注目! ~HR関連サービス10選~

1、今までになかった、エンジニアの遊び場。「HackerRank」

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世界中のエンジニアが、様々な領域のプログラミングの問題にチャレンジできるサービス。2012年に開始し、多くのエンジニアに利用されています。2015年にはリクルートホールディングスが、「HackerRank」を運営するInterviewstreet, Inc.に出資を決めたことで、ますます注目を集めています。難関なパズルなどを解き、遊んでいると、ジョブオファーが来るかもしれないというエンジニアにとって最高のサービスです。このサイトに訪れるエンジニアは平均2時間滞在するほど、満足度の高いサービスとなっています。

2、ソーシャルリクルーティング最大手、米国で圧倒的な存在感。「Jobtive」

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リファーラル(人のつながりから採用する手法)という概念で必ずリストアップされるサービスで、Twitterやスターバックスでも採用に取り入れられるほど、米国では認知度が高いです。人材の流動性が高い米国では、人材のミスマッチを避けるため、リファーラル(縁故採用)という手法が重要になっています。

3、フリーランサー集まれ。「workmarket」

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フリーランス限定のサービスです。米国で、現在増加しているフリーランサーを企業と結びつけるプラットフォームになっています。エンジニアなどの獲得競争が激化しているシリコンバレーなどでは、プロジェクト毎に契約出来るフリーランサーが人員不足解消に役立っています。

4、採用管理はすべて任せて。「Green house」

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候補者の獲得、採用プロセスを一括管理できる総合的なサービスです。2015年3月時点で顧客は400社ほどでしたが、半年で約800社に増えており、採用管理ツールとしての急成長が伺えます。

 

5、日本人が始めたスタートアップとして一躍注目。「AnyPerk」

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”中小企業に代わり福利厚生を提供します”というサービスです。中小企業には、福利厚生にまでなかなか手がつけらず、社員の雇用継続を課題に感じている企業があります。、そこで、企業に代わり、福利厚生をアウトソーシングの形で請け負うのが同社のビジネスモデルです。日本で成功している福利厚生サービス「ベネフィットワン」を参考にしたサービスであり、日本人初のYcombinator卒業生である福山太郎氏の創設した会社としても有名です。

6、企業文化で仕事選び。「Pomello」

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企業文化に着目し、その文化にフィットする人材を見つけるというサービスです。独自のフレームワークを記入、企業文化を計測・分析することで、そのプロファイルされたデータに基づき、企業文化に合う求職者を見つけることができます。今までは、可視化が難しかった企業文化を数値化することで、分析を可能にした新しい形のサービスです。

7、面倒な業務をすべて解決。「Zenefits」

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労務管理、効率化のサービスです。創業者が、前職において労務関係のペーパーワークの多さに驚き、効率化を志して始めたサービスで、とてもシンプルで使い易いことが特徴です。他のサービスと最も異なるのは、基本料金を無料にし、従業員の保険を保険会社に売ることで、手数料を取るというシステムです。結果として、サービス開始から2年で、時価総額5400億円を超えるヒューマンリソースサービスの代表企業のひとつとなりました。

8、給与に関してはお任せ。「Gusto」

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給与などを管理出来るサービスです。大物投資家がこぞって出資したことから注目されています。給与を週単位で支払うことも可能で、ボーナスも受け取れる。そして、給与の明細も確認できる、など給与に関する全てを一元的に管理することを可能にすることで給与管理の煩雑さを解消しています。

9、人材を最適配置。「Visier」

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いつ・どこに・どのくらいの従業員を分配すればいいか、労働力のプランニングをしてくれる労務管理サービスです。従業員ひとりひとりの能力などのデータもしっかり取ったうえで分配してくれるのが特徴です。例えば、当日に急な欠勤が出た場合、自動的に再分配が可能であり、飲食、アパレルなどサービス産業にとっても非常に利便性が高くなっています。

10、人事の仕事助けます。「Namely」

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給与支払い、福利厚生、360度評価、ゴール設定、チームプランニングやレポーティングなど総合的な人事管理プラットフォームを提供しています。中小企業を中心に普及を続け、すでに20ヵ国以上で利用されています。現代の人事の仕事は多岐に渡っていますが、このようなツールが普及すれば、人事がタスク管理をしやすくなりより創造的な仕事に携わる時間が増えるでしょう。

番外編 日本で注目されているHR領域のスタートアップ

11、面倒な労務の手続きを簡単に。「Smart HR」

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労務効率化サービスです。先日行われたTech Crunch Tokyoで優勝を果たしました。社会保険・雇用保険といった労務手続きを自動化する事が可能です。提示されるフォームに入力し、「雇用契約書を用意しましょう」といったToDoをこなすだけで、必要書類の自動作成が可能で、面倒な労務手続きをオンライン上で完結させることができます。手続時間も、社労士に労務手続きを依頼する場合と比べて、3分の1に抑えられるといいます。まだサービス開始から3カ月半ながら、すでに200社以上が導入している注目のスタートアップです。

12、技術が好きなエンジニアのために。「Fork well jobs」

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ITエンジニアが、開発環境へのこだわりで企業を探せるエンジニア目線のサービスです。働く上で本当に知りたい仕事環境や使用されている言語やツール、一緒に働くエンジニアの情報を簡単に知ることができます。「スキル」、「こだわり」、「志向性」といった基準から企業を探すことができ、現在転職予定がなくても、世の中のエンジニアの働き方のトレンドを知ることができる求人サイトです。反面、求人企業にとっては、通常の採用活動では出会うことができないハイレベルエンジニアにリーチをすることができる採用サイトとも言えます。自社の開発環境や在籍するエンジニアのスキルを可視化し、自社の技術ブランディングをすることにより、ニーズにあったエンジニアとの質の高いマッチングを行うことができます。

 

まとめ

これらのHR領域のサービスが日常的に導入されれば、個々人の働き方が劇的に変わる可能性があります。これから日本でも徐々に加速していくであろう、HR業界になお一層注目して見てください。