テクノロジーでオシャレを身近にする、ファッションベンチャー9選!



ファッションというのは、自己表現の中でも最も身近で、最も個人のこだわりが現れる様式の一つであると言っても過言ではありません。しかしオシャレさ、機能性、値段など、様々な条件の中から自分のこだわりにマッチするものを買うのは実は大変だったりしますよね。

そんなファッション業界にも、近年テクノロジーを活用したサービスが多数登場しています。スマートウォッチやスマートグラスなど、ただ身につけるといった概念を超えたものもあり、テクノロジーとファッションの相性は思いのほか良かったりします。

今回はそんなサービスを紹介しています!

 

VFILES

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VFILES」はファッション業界初のソーシャルメディアサイト。『VOGUE JAPAN』の特別編集委員を務めたJulie Anne Quay 氏が2012年に立ち上げたサービスです。

世界中のファッションコミュニティをソーシャルの力で繋げることを目標としています。Facebookと同様、プロフィールを作成することで、自己表現をしたり、他人の投稿に対してシェアやライク、コメントができます。designer、model、stylistなど、ファッション業界に関係するアカウントの種類をつけることができます。一般の方もfanとして登録ができます。

投稿内容はinstagramのように写真または動画にコメントをつけた形となっています。しかし、一枚の写真だけでなく、複数枚の写真を一つのファイルにし、テーマを付けた “Vfile” として投稿することもできるため、様々な表現ができる場になっています。

またVFILESはECの機能も持っていて、designerらの投稿の中に気に入ったアイテムがあれば、その場で購入することができます

Awear Sollutions

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Awear Sollutions」は、イスラエルにあるウェアラブルテクノロジーのスタートアップです。同社が運営するアプリ「awear」は、衣類にデジタルチップを埋め込むことで活用することができます。スマホに「awear」を搭載していると、街や店の中でデジタルチップが埋め込まれたアイテムと遭遇した時に、そのアイテムをスキャンしてその場で購入することができる、という画期的なサービスです。このデジタルチップがあれば、購買後の顧客の行動などのビッグデータを蓄積することができるため、様々な応用が可能です。

有名なファッションブランドである「DKNY」がコラボイベントを開催するなど、盛り上がりを見せています。このチップが標準化されたら、かなり大きなインパクトをもたらすのではないでしょうか。

Memomi

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Memomi」は鏡です、が、ただの鏡ではありません。ショッピング体験の激変の可能性を感じさせる魔法の鏡、「スマートミラー」です。

ユーザーが試着した状態を10秒間の映像として保存することができるので、簡単に後ろや横からの姿を確認することができたり、シェア機能を使って友人や家族に似合っているか見てもらうことも可能です。

また同じアイテムでもどの色にしようか迷うことはよくあると思いますが、この鏡を用いれば、着替えることなく試着している服の色違いを着ている姿を映し出すこともできるのです!

他にも洋服の買い物の概念を覆すような様々な機能を備えていて、まさに魔法の鏡と呼ぶに相応しい鏡です。

Electroloom

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Electroloom」は、衣服が作れる3Dプリンターを作っています。ポリエステルとコットンを配合した独自の液体を型に噴霧することで、縫い目のない衣服を作製することができます。 CADと呼ばれるコンピュータによる設計支援システムで作られた型を利用します。従来の服飾産業では、生地を裁断して縫い合わせる、といった工程で衣服を作製していましたが、Electroloomを用いればコンピューターで型を作るだけで、個人にあったものを作ることが可能になります。

上の写真の男性が身につけているタンクトップ、女性が身につけているスカートはこの3Dプリンターで作られたものです。オシャレの視点ではまだまだ改良が必要ですが、大きなポテンシャルを感じます、

同社はクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達を達成しています、こうしたものづくりのサービスはクラウドファンディングでの資金調達に向いています。詳しくは「【メイカーズ】クラウドファンディングで資金調達をする秘訣」をご覧ください。

Wearable Enperiment

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Wearble Experiment」は、その名の通りウェアラブルを通じて、テクノロジーとファッションの融合を図っているサービスです。同社はテクノロジーの発達は人間がコンピューターに近づいてしまうのではなく、いつでも情報や人々、また個人のデータとつながることができるような社会をもたらすといった考えを持っていて、ウェアラブルの力で機能的でデザイン性にも優れており、人々の生活の質を向上させるようなプロダクトを開発しています。

事業内容としては、プロダクトのデザイン以外にも、ソフトウェア開発、マーケティングなど多岐に及んでいるようです。

同社のプロダクト例を一つ挙げてみましょう。「NAVIGATE」と名付けられたジャケットは、文字通りそれ自体がナビの役割を果たしてくれます。GPSを利用して、袖に付けられたLEDで曲がる方向を教えてくれたり、曲がるタイミングには振動が伝わるようになっています。

2014年にニューヨークで開催されたファッションテクノロジーの祭典「Fashion 2.0」において、ベストスタートアップを受賞しています。

ASAP54

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ASAP54」は、画像認識と人工知能による推薦アルゴリズムを使用した、ファッションテクノロジーにおいて再注目のアプリを提供しています。ユーザが気になる衣服の写真を撮ることで、その衣服がどのブランドのどの商品かを識別するだけでなく、そのアイテムに類似した商品も同時に複数掲載することが可能です。

また逆に、欲しい服のイメージをキーワード入力の形で検索し、そのキーワードに合った服を表示する機能もあります。もちろんその場で購入する機能も備えています。

欲しい服が高かった時、似たものでより安いものを選ぶことができるなど、かなり便利ですね。人工知能をファッションに応用した好例です。

Rank & Style

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Rank & Style」は、ファッション、美容、ギフトに関するあらゆるカテゴリのトップ10を紹介してくれるサイトです。

数多くの媒体が乱立しているこの情報化時代において、ファッションにおいても様々な雑誌やECサイト、個人のinstagramなどで様々なアイテムが紹介されていますが、どれを信頼したらよいか分からないことは多いです。しかしこのサイトでのランキングは、インターネット上をクロールして集めた雑誌、有名人、ソーシャルメディア、ユーザーレビュー、他社のランキングなどの膨大なデータを統合し、独自のアルゴリズムで人気、質ともに優れているものが適切に算出されているので、信頼に足るというわけです。

自分で調べる必要をなくす、便利なサービスですね!

VASILY

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VASILY」が運営するファッションアプリ「iQON」は、100以上の通販サイトのアイテムを組み合わせて、ユーザーがお気に入りのコーデを投稿し、それを見た他のユーザーはその中からお気に入りの商品を購入することができるといったプラットフォームです。ファッションアプリとして世界で唯一、Apple社が選ぶベストアプリとGoogle社が選ぶベストアプリの両方に選出されており、国内外で高い評価を受けているアプリです。

同社はただファッションアプリを運営しているだけの会社ではなく、ミッションに「人類の進化に貢献する」というとても壮大な言葉を掲げています。「iQON」も、「ファッションの表現を通じて人々が前向きに生きられる世界を作りたい」という思いがこもっており、とても熱い会社であることが伝わってきます。

TOOT

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TOOT」は、主に男性用下着を販売しているブランドです。「たかがパンツ、されどパンツ」。TOOTは肌に直接触れる下着だからこそ、その品質を徹底していて、日本人の職人による高い縫製技術によりその耐久性は保障されています。

同社については「TOOT代表が語るキャリア論」でも紹介している通り、東大法学部を卒業しマッキンゼーに入社、その後レアジョブ、ライフネット生命といった今は有名となったベンチャー企業の立ち上げに携わるといった、異色の経歴を持つ枡野氏が代表を務めています。

「パンツ界のエルメス」を目指す、TOOTの今後に期待です!

まとめ

いかがでしたでしょうか。ファッション業界でもテクノロジーを応用し、購買体験や衣服それ自体の概念を変えようとするサービスがたくさんあることが分かりました。

ウェアラブルデバイスはファッション性に欠けると言われていましたが、Wearable Experimentsのようにその課題をクリアしようとする企業も登場しています。

これからのさらなる革新に期待ですね!