SFの近未来を実現する世界基準の異能ベンチャー
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
第三次世界大戦後のカルフォルニア。機械が自分自身を機械だと認識できないほどにテクノロジーが発達した未来で、人間である主人公はアンドロイドと恋に落ちる。そんなSFな世界の実現を目指すのがクーガー株式会社だ。あらゆるものがインターネットに接続され、"AI everywhere"となった世界。マルチデバイスが人のように自律的に連動し、機能する。そのために共通するデータプラットフォームが必要だ。それがクーガーが掲げる「CONNECTOME」の大枠だ。彼らの思い描く世界では、家路に帰ると明日の予定にあわせて家電が動き出し、最適な入眠環境がセットされる。そして朝起きると、目の前にはタクシーが勝手に止まっている。
バーチャルヒューマンエージェント
「CONNECTOME」の実現には、多方面にわたる技術が必要だ。デバイスからデータを回収するためのIoT、ロボティクスの技術。言葉や画像などを読み解く自然言語処理、画像解析の技術。データから必要なアウトプットに対して最適解を導く人工知能。インターフェイスを司るxR(VR/AR/MR)の技術。そして、それらをセキュアな状態にするためのブロックチェーン。こういった複数領域にまたがる知が統合されることで、上記のサービスが実現可能となる。さまざまな情報端末から吸い上げられた情報は、「レイチェル」というバーチャルヒューマンエージェント(VHA)を通してリアル世界へとアウトプットされる。今後は、自動車メーカーなどのユースケースパートナーと共に完全自動運転となる次世代カーにおける車内空間の再定義を目指す。
目指すはIoT時代のインテル
コンピュータが普及した現代。その脳を司るのがプロセッサだった。クーガーが目指すのも、コンピュータにおいてインテルが制覇したように、共有する脳のようなポジションだ。その実現に向けて、わずか10名程度のチームながらKDDIとの事業提携を発表。「あらゆる人づてを使って『天才を探してください』と頼み、出会ったのが、クーガーの石井さんでした」とKDDIが評価するようにまさに異能な集団だ。それを証明するように、イーサリアムの世界開発者大会「EDCON」でも日本で初めてTOP10に選出されている。同社の名はまたたく間に世界に広がり、スタンフォード大学からの講演依頼や、巨大グローバルメーカーからの問い合わせも後を絶たないという。まさに世界を目指せる稀有なスタートアップベンチャーだ。
企業詳細情報
社名 | クーガー株式会社 |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-19-16 越一ビル303 |
URL | https://couger.co.jp/ |
事業内容 | 人工知能・ロボティクス・ブロックチェーンに関する開発及び大規模サーバーサイドシステムの開発 |
募集職種 | |
社員数 | 22名 |
平均年齢 | |
経営理念ビジョン | |
価値観・求める人物像 |
・Be Original(物事の本質をゼロから考える) ・Be relentless in your pursuit(理想を追求する) ・Choose something else does not do(違うアプローチを行う) ●クーガーが求める人物像 ・技術に興味がある ・クーガーでやりたいことがある ・知らない・新しいを楽しめる ・率直に意見を言う、率直な意見を求める ・変化を楽しめる ・ツールの手段を問わない ・不確定な状態でも自分で考えてアクションを起こせる |
経営者プロフィール | 代表取締役 CEO 石井 敦 IBMを経て、楽天やインフォシークの大規模検索エンジン開発を担当。その後、日本・米国・韓国を横断したオンラインゲーム開発プロジェクトの統括や進行。 そこからAI・ロボティクス分野に進出。Amazon Robotics Challenge トップレベルのチームへの技術支援及び共同開発、本田技術研究所へのAIラーニングシミュレーター「Dimension」の提供、NEDO次世代AIプロジェクトでのクラウドロボティクス開発統括などを行う。 現在、AI x ロボティクス x IoT x ブロックチェーンによる応用開発を進めている。 2018年6月より電気通信大学 客員研究員。 |