デジタル化・DX推進の注目領域:Digital Adoptionに取り組むスタートアップ
世界で注目されるDigital Adoptionとはなにか
世の中の各所で、デジタル化・DXの推進が声高に叫ばれるようになって久しい。しかし、多くの企業において便利に見えるシステムやツールを導入して満足してしまっているという実態があることは否めない。このような状況を踏まえて米国を中心に、Digital Adoption(以下、DA)という概念への注目が集まりつつある。DAは「すべてのデジタルツールと資産が最大限に活用される状態を社内で達成されること」と定義されており、その達成を目指すためのソフトウェアはDigital Adoption Platform(以下、DAP)と呼称される。マーケット規模は、グローバルで約3兆7400億円になるといわれ、今後の技術変革に伴いその規模はさらに大きくなっていくことが見込まれている。
日本のDA/DAPマーケットにおける先駆者的存在
テックタッチは、DA支援を通して日本のDXを推進し社会を変革していくといった大きな展望を抱くスタートアップだ。どんなWebシステムでも、画面上に操作ガイドを表示することを可能にするプロダクトを提供している。複雑なマニュアルを参照したり、忙しそうにしている同僚や、人手が足りていないITヘルプデスクを頼ることなく、操作の習得・活用を可能にする。操作ガイドは、No Codeで作成することができるため、IT部門に頼ることなく現場主導でフレキシブルに進めることができることも魅力だ。マニュアル作成や質問対応に割いていたリソースの大幅な削減を可能にしている。海外では同領域で既にNASDAQに上場を果たしている企業も存在するが、日本ではテックタッチが先駆者的存在としてナショナルクライアントを中心にそのシェアを確実に広げている。
次々に魅力的な人材がジョインし、加速度的成長を続ける
代表の井無田氏は新生銀行、ドイツ証券、ユナイテッドを経て起業している。井無田氏の人柄や想いに惹かれ、マッキンゼー、カーライル、リクルートといった各界を代表する企業から人材が続々とジョインしている。社員を大切にし、カルチャーフィットを重んじる方針のため、採用プロセスも非常に丁寧に設計されており、選考では、お互いの理解を深めることに比重を置いている。2021年10月段階で子育て中の方も14名在籍されており、働きやすい環境の構築にも力を注ぐ。
企業詳細情報
社名 | テックタッチ株式会社 |
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所在地 | 〒100-6005 東京都千代田区霞ヶ関3-2-5 霞が関ビルディング5階 |
URL | https://techtouch.jp/ |
事業内容 | デジタルトランスフォーメーション支援プラットフォームの開発・販売 |
募集職種 | ビジネス職・開発職・コーポレート職全般 |
社員数 | 42人(2021年11月) |
平均年齢 | 34.5歳(2021年10月現在) |
経営理念ビジョン | ミッション 「Maximize the power of tech 〜テックの力を最大化する〜」 |
価値観・求める人物像 |
「挑み続けろ 援護があるから」 「Deep Thinking」 「いつでもごきげん」 (行動指針) 「自分らしい仕事をしよう」 「One big family, Techtouch」 「あなたに興味があります」 「Be inspired, Be inspiring」 「オープンコミュニケーション」 「Integrityを大切に」 「Big picture, Small start」 |
経営者プロフィール | 代表取締役 井無田 仲氏 ドイツ証券、新生銀行にて企業の資金調達/M&A助言業務に従事後、ユナイテッド社で事業責任者、米国子会社代表などを歴任し大規模サービスの開発・グロースなどを手がける。 慶應義塾大学法学部、コロンビアビジネススクールMBA卒。 |